22/10/13 浜野城

この日は少し遅めに外出し、JR内房線浜野駅から北へ700mほどの場所にある本行寺へ向かいました。

概要

この本行寺から西に掛けて小弓城主原氏によって築かれたという浜野城があったとされていますが、遺構は残っていません。

本行寺山門と境内。
本行寺本堂方面を見ます。
本行寺周辺も城域で四郭跡と見られています。
本行寺から西側は住宅地となっています。
この道路のカーブは主郭堀のラインをなぞっていると見られている様です。
城域の北を流れる浜野川。

浜野城歴史

この城が築かれた詳細な時期は定かでありませんが、千葉氏重臣で小弓城主原氏が浜野湊を管理するために築いたと見られています。
しかし1517年、小弓城は上総国真里谷城主真里谷信清の支援を受けた足利義明に攻められて落城します。その後は土気城主酒井氏が管理したと見られている様です。
1590年、小田原の役に際しては城内の本行寺が焼き討ちにあったとされています。
1627年、森川重俊が生実1万石を与えられて生実藩が成立するとその蔵屋敷として用いられたと見られています。

感想

この日は天候が悪く、駅の近くへ向かおうと浜野駅を降りましたが思ったより雨が強く思うように散策出来ませんでした。
堀は浜野川に繋がっている水堀だった模様ですが、遺構は残っていません。ただ堀のラインが道や路地として形を残している部分がある様です。
しかし雨のため十分に散策出来ませんでした。

参考

千葉市の戦国時代城館跡

千葉市の遺跡を歩く会

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください