20/8/22 吉尾城

この日は昼頃外出し、JR外房線鵜原駅から南東1kmほどの場所に向かいました。

概要

吉尾港に隣接しているこの場所は、吉尾城の跡とされています。
また道が迂回している為、実際の道程は1.5kmほどとなっています。

吉尾城散策


(左)城域西側から見た物。
(右)城域南側を見たもの。

(左)先の道から城域へ向かって進んだ際の分かれ道。
(右)城域への上り道。

登城道から入ると、城域南側の堀底道に出ます。
この道から城域西側一帯を探索出来ます。

(左)堀底道から南側にある平場入り口。
(右)平場は広くなく、私有地らしき建物が見えます。

(左)主郭に向かうと思われる道は立入禁止となっています。
(右)主郭の北から吉尾港方面を見ます。

(左)主郭北側堀切。
(右)南から二つ目、二郭の堀切。奥に行けば城域東側へ向かう山道などもありますが、今回は進んでいません。

(左)堀切から登った二郭。
(右)西側の道をさらに北へ進みます。

(左)3つ目の堀切。
(右)西側の道から西側を見下ろします。

(左)城域北端手前の道。前方に動物らしき姿が去っていくのが見えたため、これ以上は進みませんでした。
(右)城域南側から吉尾港を見下ろします。

吉尾城歴史

この城は勝浦城の支城として築かれたと見られている様です。
1580年頃、小多喜城主である小多喜正木氏の正木憲時は里見義頼に対し挙兵し、里見方についた勝浦正木氏の支城である当城にも攻めてきた様です。
しかし城兵の反撃により敗れたと言われている様です。
その後詳細は伝わっていない様ですが、勝浦城と同様、1590年に里見氏が上総国を没収された際に廃城になったと思われます。

感想

海城を見たくて訪れたのですが、肝心の海岸方面へ通じる道が私有地化されているように見えて、通行できなかったのが残念でした。
西側は比較的通行しやすいですが、東側は向かう道がきつく見えたため結局探索出来ずじまいでした。

参考

房総の城郭
余湖くんのホームページ

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