この日は遅めに外出して、京急本線立会川駅から東へ200mほどの場所にある新浜川公園へ向かいました。
新浜川公園とその東にある浜川ポンプ所に掛けての場所には浜川砲台があったのだそうですが、遺構などは残っていません。
浜川砲台散策
(左)新浜川公園内に復元された砲身と説明板。
(右)説明板。
浜川ポンプ所脇から立会川へ出る階段の脇には、砲台の説明板や石垣の石があったようですが、現在は他へ移されたのか見受けられませんでした。
新浜川公園も含めて周辺を探しましたが、結局見つけることは出来ませんでした。
(左)砲台があった浜川ポンプ所の南を流れる立会川。砲台があった当時は、勝島運河の対岸である勝島は無くこの辺りが河口だったと言えます。
(右)川の対岸には坂本龍馬の絵が描かれています。
浜川砲台歴史
この砲台は幕末の1854年、土佐藩によって築かれたのだそうです。
前年のペリー来航を受けて沿岸警備を強化するためのもので、八門の砲が設置されていたのだそうです。
同年、江戸遊学中だった坂本龍馬も警備のため招集されており、そのため立会川も坂本龍馬ゆかりの地としてアピールしています。
感想
新浜川公園にある復元砲身とその説明板で砲台跡であることは分かります。
しかし下調べした際に見た説明板や石垣の石が確認出来なかったのは残念といえます。
参考
現地説明板
武士の館
小さな旅と四季の風景