茂みの中にある 「船越グスク」

それでは予告どおり、今日回ったところの最初の記事ですね。

自分が家を出たのは午前十一時前のことです。それから車で十数分走り、玉城村船越まできました。

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グスクへの道を探している途中にこのようなものが・・・

カーですね。「フナクシフッカー」だそうです、きちんと作られていますが・・・水面はどうしても汚れるものです、木も生えてますし、色々落ちます。

このカーの近くの上り坂を登ると、頂上付近で分かれ道、その辺りのはずですが・・・なにやらゴルフ練習場とかあって分かりにくいです、丘の道をあちこち行ったりきたりした末に、ようやく発見しました。

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ゴルフ練習場の看板の、右側の茂みに道が・・・分かりにくいです。

案内板が前に出ていれば分かりやすかったのですが・・・などと言っても始まりません。

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船越グスク、別名富名腰グスクだそうです。文字が違うだけ、などと思っても口にはしません。

さて、案内板から僅かに進むと、左右に分かれます。

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左側の道は城郭を取り囲む遺構をじっくり見ることが出来ます。

こういった風にグスクを取り囲む石積みを見上げたりします。

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その分、グスクの下にいますので木々は多く、歩きにくいところもあります。さらにこの辺りには墓などもありますので注意が必要です。

hunakosi7 分かれ道で右側の場合はグスクに上がる形になります。遺構を直接見ることは少ないですが、木の数は程よい感じで快適です。ちなみに拝所もあります。

さて、案内板によりますと、このグスクの築城にはいくつかの説があるようで、十四世紀中ごろ、玉城王の四男が富名腰按司に封ぜられてこの地にグスクを築いた、という説と、糸数按司の長男、という説があるようですが、どちらも確証は無いようです。

それにしてもこの時点ですでに暑かったですね・・・丘を降りて次の目的地に向かう途中、フナクシフッカーに飛び込もうかと思ったくらいです。思ってもやりませんが・・・そう言うわけで自分は仲栄真グスクへと向かいました。

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