この日は遅めに外出してJR内房線、外房線蘇我駅から南東へ1.6kmほどの場所にある大巌寺へ向かいました。
概要
この場所は大巌寺館と呼ばれる城館があったとされています。
大巌寺館散策
大巌寺山門。
左手側に説明板が建っています。
大巌寺境内。
紅葉が目に付きますが、左右に見える池は堀跡と見る向きもあり、googlemapだと堀と土橋という風に見えます。
南側から見た城域。
境内の西側。少し高い位置に建っている墓地に伸びる道を見ます。
大巌寺館歴史
この館の詳細は分かりません。
大巌寺は天文年間に千葉氏重臣の小弓城主が原胤栄夫妻が創建したそうです。
さらにこの周辺は里見氏と争奪が行われたという事もあって、寺院を守る目的があったのかも知れません。
1590年、小田原の役後千葉氏とその家臣である原氏は没落しますが、大巌寺は関東入封した徳川家康に保護されたと言います。
大巌寺館感想
城館があったとされている大巌寺ですが、西側の淑徳大学と比べて低い位置にあり要害性では劣ると考えていましたが、この記事を書くに当たって調べていた所気になる事があったため、いずれ再訪して確認したと思っています。
参考
現地説明板(大巌寺)
千葉市史 史料編 1