この日は午前中に外出しJR宇都宮線小山駅から南西へ1kmほどの場所にあるやはた公園へ向かいました。
概要
この公園に隣接した場所は長福城の跡とされていて、僅かに遺構が残っています。
また訪れた際は工事中でした。
長福城散策
長福城歴史
この城が築かれた時期は詳しくも分からないも南北朝時代とされ、小山氏によって祇園城の出城として築かれたと見られています。城の名称は城域の北東にあった長福寺に因んだとされています。
室町時代の1380年に勃発した小山義政の乱においては祇園城と鷲城のつなぎの城として用いられたと見られています。
感想
初詣も兼ねて小山市内の長福城を訪れました。
思川に面した城域が西側が主郭と見られていますが、年々川に削られているそうで往時は現在より広かったと見られています。また宅地化によって残っている遺構は主郭周辺のみとなっているようです。
やわた公園から路地を挟んだ向かいが城域ですがストリートビューで見ると2015年では鬱蒼としているのが2020年では木々が取り払われているのが確認出来ます。
そして2023年正月に訪れた際は工事のため進入不可となっていましたが、外側から遺構を確認することは出来ました。
工事が調査と整備どちらの目的は定かでありませんが、最終的には整備目的であって欲しいと思います。
参考
小山市史