この日は昼過ぎに外出して、JR内房線木更津駅から南東へ1.9kmの場所の向かいました。
概要
この辺りは請西城と呼ばれる城郭の跡とされていて、遺構が断片的に残っています。
請西城散策
下から見ただけなので、堀か虎口かは不明です。
この辺りが虎口状地形になっているのは後で把握しました。
請西城歴史
この城の歴史については定かでありません。
ただ伝承によれば戦国時代の1554年、後北条氏の軍勢が里見氏の久留里城を攻めた際、里見方として参戦した城主茂木与茂九郎が後北条方の将と討ったと云われている様です。
感想など
城域は高台の北側に築かれていて、同じ高台上の南側は幕末に請西陣屋が築かれています。
その城域は東側が主郭、西側がニ郭となっていて、主郭部外縁部には犬走り状の道路が取り巻いています。
大手は南側にあったとする見方がありますが、北側にあったとする見方もあります。
北側は木更津市史で「枡形様」と表現される道筋があり、そこから城域に入ると虎口状といった地形になっています。ただこの部分は実際には上から見下ろしたのみとなっていて、記事を書く際に参考にした木更津市史の記述を確認しようとストリートビューで見て気付いたという経緯です。
また城域は多くが宅地化されているため、探索出来る範囲は限られている印象でした。
参考
木更津市史
戦国房総の武将たち
