この日は午前中に外出して、いすみ鉄道上総中川駅から南東へ1kmほどの場所にある八幡神社へ向かいました。
概要
八幡神社のある高台は上総狩野氏の居城だったとされている大野城の跡だそうで、遺構が残っています。
上総大野城散策
上総大野城歴史
この城の詳細な歴史は分かっていません。
しかし15世紀に伊北荘を支配していた上総狩野氏の居城と云われている様です。
城は遺構から戦国時代まで用いられていたと見られていて、戦国時代末期には里見方である正木氏の勢力下にあり、上総土岐氏の万喜城に対して備える役割があったと見られているようです。
感想
狩野氏の居城であったと云われている城ですが、現在見られる遺構は正木氏による物と思われます。
八幡神社社殿の参道にあたる部分は比較的手入れされていますが、主郭と二郭にあたる要害部分は原野と畑地となっていて探索は難しい印象でした。
参考
現地説明板
図説房総の城郭