先週末土曜日は朝まで風邪に苦しめられましたが、午前中には体調はすっかりよくなりました。
そこで昼過ぎに散策のため外へ。
最近乗る頻度が多い常磐線で北柏下車。
最初に向かったのは柏市松ヶ崎の松ヶ崎城跡です。
駅から北へ十数分ほど歩きます。
城跡東側の工事現場を横目に見ながら北側に迂回しましたが、住宅地が城跡入り口まで迫っていたので入り口を探すのに多少手間取りました。
(左)城跡東側の工事現場前から。城跡のある台地が削られているのが見て取れます。
(右)城跡入り口、北西より。
城跡内は規模は大きくないものの、遺構ははっきり残っていました。
主郭部分は雑草が茂ってあまり歩けませんでしたが、それでも結構楽しめました。
「スズメバチ注意」の張り紙は嫌でしたが・・・
(中)二の郭南の虎口を内側より。
(右)主郭内東にある櫓台。元々は腰巻古墳という古墳だったようです。
この城の築城時期ははっきりしていないようですが、この城は拠っていたのは千葉一族の匝瑳氏と見られています。
匝瑳氏は大堀川流域に勢力を広げ、室町時代の応永期以降はこの城に拠っていたといわれているようです。
戦国時代には後北条氏の勢力化に置かれ、北条氏家臣団の江戸衆に編入されたという事です。