この日は昼過ぎに外出して、西武池袋線東久留米駅から南西へ2kmほどの場所に向かいました。
概要
この場所は尾張徳川家の鷹狩用御殿が置かれていたそうですが、現在遺構は残っていません。
前沢御殿散策




前沢御殿歴史
江戸時代の間、武蔵野の地は尾張徳川家が鷹狩を行う鷹場とされていたそうです。
その為鷹狩の拠点としての御殿が置かれ、何度か移されています。
1641年、所沢に置かれていた御殿が前沢村に移されたそうです。(1644年とも)
1676年、鷹狩の拠点は清戸御殿に移され、前沢御殿は廃止されたそうです。
感想など
駅付近から都道234号線を西に歩いて突き当たった場所にある墓地、稲荷神社周辺が御殿跡とされています。
説明板が建っている墓地は御殿跡であると同時に延命寺跡とされていて、御殿自体が延命寺境内に造営された様です。
その為御殿が清戸御殿に移り廃止された後は再度延命寺境内になり、更に1835年に延命寺が併合によって廃止された事もあって遺構は残っていないと思われます。
参考
現地説明板
東久留米市史