24/4/13 堤台城

この日は遅めに外出して東武野田線愛宕駅から西へ1.5km弱の場所にある堤台八幡神社へ向かいました。

概要

この周辺は安土桃山時代に築かれた堤台城があったとされていますが遺構は残っていません。

堤台城散策

城域の南側に建っている堤台八幡神社。
八幡神社説明板。城についても記載されています。
境内にある土壇。
土壇の上に建っている祠。
神社東側から城域北側へ向かいます。
城域北側の雑木林。
遺構などは特に無いようです。
城域北縁の斜面を見下ろします。
城域のある高台を北側下の道路から見ます。

堤台城歴史

この城は1591年、徳川家康に仕えていた岡部長盛によって築かれたそうです。
長盛は前年、下総国山崎1.2万石を与えられて山崎藩を立藩しています。当初は南東の梅郷にある山崎城に居を置いた様ですが、1年で堤台に城あるいは陣屋を築いて居を移したとされてます。
1609年、長盛は丹波国亀山に移封されて山崎藩は廃藩。城も廃城となった様です。

感想

安土桃山時代から江戸時代初頭までの短期間用いられたとされている城ですが、詳細な位置や構造などは定かで無いようです。
宅地を避けて、八幡神社から北側の雑木林まで探索しましたが、元々遺構は残っていないとされている事もあり道沿いにざっくり見た程度でした。

参考

現地説明板(堤台八幡神社)

東葛の中世城郭

千葉県文化財センター研究紀要28

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