この日は少し遅めに外出して、都営浅草線西馬込駅から南へ1kmほどの場所にある池上本門寺付近へ向かいました。
概要
この辺りは池上氏館跡とも言われていますが、一般的には遺構は残っていないと見做されているようです。
しかし戦と古戦場さんのサイトにて遺構が残っているとの記述があり、行ってみることにしました。
池上氏館付近散策
(左)西側から見た城域遠景。右手側の高台が城域とされる辺りですが、左手側の大坊本行寺の辺りに麓の居館があったようです。
(右)大坊本行寺山門。
(左)本行寺前から本門寺方面へ向かう、大坊坂。
(右)墓地内に遺構があると言う事でしたが、外側から判別するのは難しいそうです。
大坊坂を登ったところから、本門寺を見ます。
結局暗くなってきた事もあり、遺構を確認するまでには至りませんでした。
もう少し下調べしてから再訪した方が良さそうです。
池上氏館歴史
この館がいつ頃築かれたか分かっていないようですが、池上氏の祖とされる藤原忠方は平将門の乱に際して関東に派遣された事から平安時代中頃の人物と見られています。
その後鎌倉時代の1282年、宗仲の頃に日蓮宗の祖日蓮が入滅した地として知られています。