この日は昼過ぎに外出して東武野田線大和田駅から南西へ800mほどの場所にある大和田陣屋へ向かいました。
(左)南からみた陣屋跡遠景と標柱。
(中) 陣屋跡へ向かう道。陣屋跡自体は民家の為進入出来ません。
(右)陣屋南西側の土塁。
上記の通り、陣屋跡は現在民家となっていて進入することは出来ませんが、土塁遺構と確認することが出来ます。
この陣屋は岩槻太田氏に仕えていた伊達房実によって築かれたと言われています。
房実はかつて陣屋を築く場所の北側に伊達城を築いてそこを居城としていました。
それと同時に岩槻城の家老として仕えており、1590年の小田原の役に際しては岩槻城に籠城するものの岩槻城は陥落し降伏した模様です。
その後関東に入封した徳川家康に旗本として取り立てられ、大和田の地250石を拝領し現在の場所に陣屋を構えたのだそうです。