この日は昼頃から外出して川口市へ。
埼玉高速鉄道新井宿駅で下車して北東へ1kmほど歩き目的地の赤山陣屋へ。
空堀遺構が良く残っていて、至る所に説明板が設置されていますので、それを追っていけば粗方散策できるようになっています。
(左)城域東にある日枝神社。
(中)本丸内南側にある城跡碑。説明板なども脇に設置されています。
(右)城跡碑の脇にある案内板。
(左)城跡碑の反対側、北側から見た本丸一帯。この辺りは遺構などはありません。
(中)本丸南東の堀跡。空堀は全体的良く残っています。
(右)本丸西側から二の丸を見ます。
(左)南西堀を終端側から見たもの。左手側は二の丸に当たります。
(中)北堀西側。東側は道路などで湮滅しています。
(右)本丸の北東にある御陣山稲荷。
赤山陣屋は1629年に関東郡代伊奈忠次の次男、忠治が築いたのだそうです。
忠治の兄、忠政が若くして亡くなった為に忠治が関東郡代を継ぎ関東の幕府直轄領を治め、1792年に伊奈氏12代当主忠尊が家中不取締りなどで改易されるまで関東における街造りや治水の拠点であったと言えます。