この日は昼過ぎに外出して、JR総武線幕張駅から北東へ1km強の場所にある武石神社へ向かいました。
武石館
概要
この武石神社がある場所は武石氏の館があったとも云われているようです。
武石館散策
武石館歴史
この館は武石城主武石氏の一族によって築かれたと思われますが、詳細は定かではありません。
千葉氏一族で平安時代末期から鎌倉時代初期の人物である武石盛胤は、父である千葉常胤との折り合いが悪く山ごもりしていた所、弟である大須賀胤信に所領を分け与えられ、この場所に居を構えたと云われています。
ただ盛胤が居城として築いたのは館の南にある武石城と云われていますので、居を移したのかも知れません。
武石氏は後に奥州に拠点を移していますが、武石に残った一族が居を置いていた可能性もあります。
その下総武石氏は戦国時代には里見氏に従っていたそうです。
1538年、下総武石氏最後の当主である武石胤親は第一次国府台合戦で討ち死にし断絶したと云います。そして居館であったと見られるこの地に墓が置かれたとされています。
感想
武石氏の館があったとされている場所ですが、諸説あり定かで無いように思われます。
神社裏手の山林は進入が難しい為、遺構は確認出来ませんでした。
ただその辺りは古墳(武石古墳)では無いかと思われます。
古墳に隣接した平場に館が置かれていたのかも知れません。
参考
武石館 – wikipedia
下総武石氏 – 武家家伝