21/6/8 見広城

この日は昼頃に外出し、JR総武本線倉橋駅から西へ2km弱の場所にある浅間神社へ向かいました。

概要

雷神社の南にあるこの場所は見広城の跡で、遺構が残っています。

「図解 房総の城郭」記載の縄張り図。

見広城散策

北側、台地基部から見た城域。

主郭

城域北端部の櫓台は浅間神社参道となっています。
鳥居脇の説明板。
櫓台北の堀切。
櫓台上。
櫓台南側にある城跡碑。
櫓台上から見た主郭。
主郭東側の土塁。
主郭南側の虎口。

二郭~大手

二郭内は二段となっていて、別郭とする見方もあるようです。
二郭から主郭方面を見ます。
二郭内南端部は少し高くなっています。
二郭と大手方面間の道。
大手口から外を見ると、民家裏手に見えたので北側へ引き返しました。
大手口付近。二郭までには複数の小曲輪があります。

見広城歴史

この城について詳細な歴史は分かっていません。
現地説明板などには戦国時代の永禄年間には嶋田義廣、忠廣らが城主だったとされていますが、里見方の正木時忠に攻められて落城したと伝えられている様です。
また伝承によれば落城時に城主忠廣は討ち死にしたとも云われているようです。
嶋田氏についても詳細は分かっておらず、藤原氏の末裔だとする伝承がある程度の様です。

感想

この城は遺構が全体的に良く残っていますが、藪が多く探索出来る場所はいくらか限られています。
主郭はまだ探索しやすく、二郭は全体的に竹やぶですが探索しやすい様に感じられます。
しかし二郭から大手にかけての間は道以外の探索はやや難しいと思われました。
また当日は天候が良いとは言い難く、夕方前にも関わらず城域内は薄暗かったため、手ブレした写真が多くなってしまいました。

参考

現地説明板

図説 房総の城郭

余湖くんのホームページ

見広城の陥落 – 雷神社

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