この日は少し遅めの時間に外出してJR総武本線物井駅から北西へ1kmほどの場所へ向かいました。
概要
この場所は古屋城の跡で、公園として整備されています。
古屋城散策
古屋城歴史
この城は戦国時代に築かれたと見られています。
築城主について詳細は分かっていませんが、千葉氏18代当主孝胤の孫で19代当主勝胤の甥に当たる物井右馬助が城主であったと見られています。
東側に屏風山城、南側に館ノ山城と2つの出城を構えていたそうですが、現在はどちらも消失しているようです。
戦国時代中頃、千葉氏が後北条氏に従属すると当城も後北条方の拠点として用いられていたと見られていますので、1590年の小田原の役に廃城になったと思われます。
感想
この日は天気が良くなかったため、最悪傘差しながらでも散策出来そうな場所として訪れました。
元々は私有地を通り抜けないと訪れる事が出来なかった様ですが、現在は地主の好意かこの様な形となっています。
そして訪れてみると、思ったより整備されていて気軽に散策出来るようになってました。
ただ南側にも部分的に土塁が残っているはずですが、民家の敷地内なのか確認出来ませんでした。
しかし規模は大きくありませんが、駅にほど近い住宅街で公園として残されているのは好感を持てます。
参考
現地説明板
物井古屋城跡広場 – 四街道市webサイト