この日は昼頃に外出して、つくばエクスプレス柏たなか駅から北西へ1kmほどの場所にある三峯神社へ向かいました。
概要
この三峯神社付近は船戸陣屋があったそうですが、遺構は残っていません。
船戸陣屋散策
(左)東から見た陣屋跡遠景。
(右)陣屋跡である三峯神社の鳥居。
(左)鳥居の脇にある不動堂。
(右)不動堂前の説明板。
(左)三峯神社境内。
(右)神社の社脇にある石碑。
(左)神社の南にある善哉庵は代官の墓所だそうです。
(右)南、善哉庵付近から見た陣屋跡遠景。
船戸陣屋歴史
この陣屋は1616年に成立した舟戸藩の代官所として置かれたそうです。
舟戸藩については藤心陣屋の記事で述べていますので省きますが、藩主である本多氏が転封しても飛び地であつ舟戸領統治の為に用いられたと見られています。
1868年に舟戸領は明治政府に返上され陣屋もその際に廃止されたと思われます。
しかし町村制施行の1889年、旧舟戸領はかつての領主が130年間封地としていた駿河国田中の地名を冠し田中村を成立させます。
田中村は昭和の大合併で東葛市(現在の柏市)に併合されますが、現在は駅名で残されています。
参考
現地説明板
千葉県文化財センター研究紀要28
東葛人的道楽