17/9/30 廿里砦

昨日は少し遅めに外出してJR中央線高尾駅から北西へ1.2kmほどの場所にある白山神社へ向かいました。

概要


この辺りから東の多摩森林科学園の辺りまで砦があったと云われ、遺構も残っているとされています。

廿里砦散策


(左)城域の南を流れる南浅川。
(右)南から見た白山神社遠景。

(左)白山神社鳥居。
(右)白山神社境内。

(左)社殿脇から頂上目指します。
(右)上り道。

(左)頂上部。ここも曲輪などがあったと思われます。
(右)拝殿裏手へ登る道。

白山神社最高所。この辺りから尾根沿いに東や南東に向かえば遺構があると言う事でしたが、暗くなってきたためか道が分からなかったため仕方なく下山しました。

麓の境内から南の初沢城方面を見ます。

(左)白山神社の東、高尾駅北の多摩森林科学園へ向かう辺りは廿里古戦場と言われています。
(右)古戦場説明板。残念ながら暗くなっていて読めませんでした。

廿里砦歴史

1569年、武田信玄率いる軍勢が上野の碓氷峠より後北条領に侵攻し南下、滝山城対岸に布陣します。
また武田軍の別働隊として岩殿城主小山田信茂が小仏峠より侵攻します。
これに対し滝山城主北条氏照は家臣の横地吉信、中山家範、布施出羽守らに迎撃を命じます。
その際に北条軍が布陣したのがこの砦と言われています。
しかし北条軍は小山田に待ち伏せに遭い敗れ、滝山城は城内まで攻め込まれた事で八王子城を築く切欠になったと言われています。

感想

今回は少し遅かったため遺構らしい遺構を確認出来ませんでした。再訪するかは分かりませんが・・・

ちなみに廿里の戦いがあったのは1569年の10月1日で、探訪したのが一日違いでこの記事を書いたのが同日なのはただの偶然です。

参考

戦国の城は民衆の危機を救った
古城址探訪

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