この日は遅めの時間に外出して、JR武蔵野線府中本町駅前へ向かいました。
概要
府中本町駅前には徳川家康によって造営された御殿があったのだそうです。
府中御殿周辺散策
(左)府中本町駅の脇にある通路。通路の途中には御殿の井戸跡があります。
(中)井戸跡。
(右)井戸跡説明板。
北東から見た御殿跡遠景。
府中御殿歴史
この辺りは元々古代に造営された武蔵国府があり、御殿が建てられた場所は国府の長である国司の館があったのだそうです。
そして1590年関東に転封された徳川家康は国司館跡に御殿を造営し、同年に奥州仕置から戻る途中の豊臣秀吉を饗応したのだそうです。
この御殿は二代目将軍秀忠の頃までは用いられたようですが、東海道が整備されると疎遠になり、1646年に焼失された後は再建されずそのまま廃止された模様です。
感想など
この御殿跡は国司館跡、国府跡とともに国指定史跡になっていて、今後整備されるようですので期待したい所です。