15/3/21 大蔵館

今日は昼過ぎに出て小田急線成城学園前駅から南へ1.5kmほどの場所にある大六天神社へ
この場所は大蔵館があった場所とされています。

通りがかりの東宝スタジオ。

北側東名高速を挟んで見た城域。
傍の橋は大六天橋と名付けられています。

城域付近を訪れた所、大六天神社は無くなってました。
どうやら道路用地になってしまっている模様です。
元々遺構は消滅していたようですが、ストリートビューなどで下調べした時点では雰囲気のありそうな場所だっただけに完全に消滅してしまうのは残念な事です。

城域北東の公園から東側を見たもの。
城域付近が高台になっている事が分かります。

東名高速上の大六天橋から西側を見たもの。
フェンスの上に手を伸ばして撮っています。

この城館が築かれた時期ははっきり分かっていないようです。
平安時代末期の人物で木曽義仲の父である源義賢が居住していたと言う伝承があるようですが、埼玉県の嵐山町の大蔵館と混同されている可能性もありそうです。
ただ世田谷区の大蔵には義賢の物と伝わる墓があるのだそうです。
時代は下って戦国時代の大永年間には京から移住してきた石井良寛と言う人物が居住していたと言われています。
石井氏は世田谷城主吉良氏に仕えていたようですが、徳川家康が関東入封した後は土着して名主となったのだそうです。

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