15/12/12 岡本城

この日は昼過ぎに出てJR内房線富浦駅から北に800mほどの場所にある里見公園へ向かいました。

概要

この里見公園は岡本城があった場所です。

岡本城散策

(左)西から見た城域と入り口遠景。
(中)城域入り口。
(右)城内の登り道。

(左)城内の急角度に曲がる突き当りの先は、曲輪跡がありますが最初は通りすぎていました。
(中)通路沿いに所々小さな平場がありますが、ネットで仕切られています。
(右)主郭虎口。それほど掛からず主郭に到達出来ます。

(左)主郭内。
(中)主郭内の説明板。国指定史跡です。
(右)主郭北側にある城跡碑と祠。

(左)城跡碑の裏から北側へ向かう道。
(中)主郭の北にある櫓台跡。
(右)櫓台跡から西側を見ると富浦湾と大房岬が見えます。

(左)主郭南側の階段を降りると主郭東側へ到達出来ます。
(中)主郭東側の曲輪。
(右)曲輪の南側には堀切が見受けられます。

(左)さらに東側にも城域は続いているようですが、薄暗くなって来ていたので断念して切り上げました。
(中)戻りながら最初は通りすぎた主郭西側の曲輪へ向かいます。
(右)主郭西側の曲輪。

岡本城歴史

この城は里見氏家臣の岡本氏によって築かれたと言われています。
1572年、里見義弘は当時の城主岡本安泰から譲り受けて城を改修し、弟で養子の義頼を城主とします。
1578年、義弘没後に義頼は義弘嫡子である梅王丸(義重)と家督を争い1580年に勝利を収め、居城である岡本城が里見氏の本拠となります。

1590年、小田原の役に際して義頼の子、義康は惣無事令違反で安房一国に減封されます。
その為翌1591年には義康は舘山城に居を移しました。その後廃城になったと思われます。

参考

現地説明板
図説房総の城郭

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