今日は午前に別件の用を済ませた後、JR五日市線東秋留駅から南へ2km弱の場所でにあるホテル高月城(跡)周辺へ。所在地としては八王子市になります。
名前の通り、城域内にホテル(跡)があります。
城域遠景とホテル高月城看板。
急いで撮った為か、いつもにも増して酷い角度です。
三曲輪跡にはホテル高月城(跡)と社があります。
ホテル敷地前から本曲輪方面へ向かう切通っぽい道。
ここから先は山道で、いかにも山城らしい雰囲気です。
ニ曲輪の脇にある石積み。
遺構かどうかは不明です。
本曲輪虎口と土橋。
本曲輪奥には土塁と堀切があります。
高月城は1458年、入間多摩に勢力を持っていた豪族大石氏の大石顕重によって築かれたと言われています。
その後この城は関東管領上杉氏配下である大石氏の拠点でしたが、後北条氏が勢力を増して上杉氏を下すと後北条氏配下となります。
そして1521年、大石定重は手狭となった高月城から滝山へ移り大石氏本拠としての役割を終えます。
その後も滝山城の出城として用いられて可能性はありますが定かではありません。