この日の最後は坂戸馬場館から東へ500mほど離れた岩富城へ向かいました。
(左)西側からみた城域遠景。台地上全体が城域だった模様です。
(中)城域へ向かう途中で遭遇しました。
(右)主郭跡である浅間神社入り口。脇には説明板もあります。
(左)主郭空堀を撮ったものですが、暗くてまともに撮れませんでした。
(中)主郭内。郭内は畑地などになっているようです。
(右)主郭土塁。
主郭土塁上にある浅間神社。
岩富は元々「弥富」と呼ばれ、千葉氏重臣原氏の一族である弥富原氏の居城だったのだそうです。
1590年の小田原の役で後北条氏が滅びた後、北条氏の一族である玉縄北条氏の北条氏勝が一万石の岩富藩主として入城します。
1613年、氏勝の養子氏重の代に下野富田に転封されたため岩富藩は廃藩、岩富城も廃城となりました。
余談ですが、この辺りは交通の便が良くなく近場のバス停では数時間毎だったりしたので、日没後ながら本数の多いバス停を探して3kmほど歩くことになりました。