馬渡馬場館跡から西へ1kmほどの場所に馬渡大内(まわたしおおじ)城があります。
(中)城域に入るとこのような切通を通ります。これが城郭遺構なら見事なものですが・・・
(右)切通を通りぬけ、北側に見える郭跡らしき場所。祠も見えます。
(左)切通からの道を進んだところ。一見虎口か何かに見えます。
(中)その道から一段下がった場所。郭跡でしょうか?
(右)城域の南にある姫宮神社へ向かう道。
この城跡を散策しているとき、地元の方から話を伺いました。
それによれば、切通道は近年に姫宮神社へ参拝するために通したものなのだとか。
それ以前に道があったということは無かったと言うことなので、城域の切岸や郭を切り開いたものと思われます。
祠があった郭の道側に土塁遺構などが無かったのは、切通で分断されたためでしょう。
城域に進入する道も本来は別にあったものと思われます。
ちなみに話では城があったという話は聞いたことが無いだと言うことでしたが、遺構と思われるものはあるので、地元でも知られていないほど無名な城郭だったのかも知れません。
坂戸馬場館
馬渡馬場館から南へ1kmほどの場所にある西福寺という寺院が館跡だそうです。
この館跡も詳細は定かでない模様です。
(左)西福寺北西の入り口にある虎口らしき跡。土塁の上に鐘楼も建っています。
(中)正面から見たもの。遺構はこの箇所だけです。
(右)西福寺境内にある大銀杏。