根石グスクは糸数グスクの北側、糸数レーダー観測所付近にあります。
糸数グスクの城門を出て徒歩で進むと、右側に池(?)や遺跡のような石垣が見えます。
グスクと別の遺跡かと思われますが、とりあえず散策してみます。
右の写真はグスク東側から撮ったもの、奥の森がグスク域です。
レーダー観測所への道沿いの森がグスク域です。道に沿って石積みがあり、拝所もあります。
また、この付近には貯水池や無線中継所もあります。
森の中、拝所のある辺りは石で囲われて綺麗になっています。
その中にいくつか拝所がありました。
このグスクは糸数グスクが築かれる際に、拠点として利用されたとも言われているようです。
寒水(ソージ)グスク近辺
南城市知念吉冨の寒水グスクを探して訪れました。
公園の西側の森の中にグスクがあるようです。畑の間にある道を進んで森へ近づいてみるも、雑草と倒木で森の入り口が塞がっています。
森に沿った道を車で南下しますと、森に入れそうな場所があります。グスク域の東側に当たる場所のようです。水の音が聞こえるので慎重に雑草を掻き分けてみますと、小川が流れているのが見えます。
木材を渡しただけで不安定さ抜群の橋を通り森の中へ・・・
小川や道に沿って石積みがありますが、どういった物なんでしょうか。
小川の向こう側の岩に移ってみて、奥へ入れるか見てみましたが、ジャングルのような状態で通行は困難に見えましたのでやめました。
そのまま森の奥へ進むのも無理そうでしたので、この場は諦めました。
小川の付近には、道沿いとは別の石積みが・・・一体これは何でしょうか。
それから農道沿いに南側、グスク域の東南側へ進んでみましたが、森に少し入れても奥へはすすめませんでしたので諦めました。
結局グスク域の北・東・南東も三ヶ所から進入を試みましたが、小川と僅かな石積みを見つけたに留まりました。
唐船御嶽
唐の船御嶽(トウシンウタキ)です。旧具志頭村の長毛、雄樋川に沿った道沿いにあります。
案内板によれば昔、中国の貿易船が難破し、この付近に流れ着いた、乗組員は仮小屋を建てましたが、食料が無く、近くの民家から野菜や鶏、豚などを盗みました。農民が番所に訴えると、番所の役人は乗組員に同情して公費で食料を買い与えました。乗組員達はこの場所にマ祖(マは女偏に馬、航海を守護する女神)の祠を建て、帰還を祈り、やがて迎えが来ました。
帰る際に乗組員は「この祠に祀った神は海上安泰・子孫繁栄・健康などの神である、ひとしくこの神の守護を受けるように」と言い残していきました。それから住民はこの神を信奉し、「唐の船御嶽」と呼んだのだそうです。
ちなみにここから南に1~200メートルほどの場所に港川人出土地があります。
コメント
怒涛の更新ですね。
寒水グスクの周りってホントに森って感じですね。ちょっと入って行くのが怖いかも・・・^^;
レーダー観測所の周辺は観測所があるから荒涼としてるんですかねぇ。その分グスクの保存状態も良いとかですか?ここにグスクがあっただけに立地的に観測所に向いてたのかな、って思いました。
明日からは忙しくなるんですね。お仕事が決まったんですか?重大発表があるかもしれない、とのことで気になって妄想を膨らませてる私です^^;グスク研究に打ち込むことにしました、とかじゃぁないですよね・・・。
>まぁきぃさん
寒水グスク付近の森は進むのは難しいほどでした・・・そう言うわけでどの辺りがグスクなのか分らずじまいです。
レーダー観測所付近は高さもありますし、そういったものには適した立地環境なのかもしれません、本文に書き忘れましたが、整備のためか、近くで工事が行われているようでした。
仕事が決まりましたので、明日からその関係で忙しくなります。
グスクに関することに集中できるのならある意味面白いんですが、残念ながら・・・
詳細が決まり次第このブログでも公表します。