今回は宮城島の泊グスクの紹介です。
島の北東部へ向かうとやがて下り坂に差し掛かり、それが途切れた辺りに、右手側にそれらしい丘が見えます。
標識の脇を通りぬけて階段を上ると、岩場の道を進みます。道もとても悪い、と言うわけではありません。
この程度なら問題ないでしょうか。
少し進むと、巨岩の下を通り抜けます。岩の下の隙間には石が多数転がっているのが見えます。
これは何か意味があるのでしょうか。拝所だとか・・・ただ単に付近の遺構から石が転がってきたと言う可能性もありますが。
グスク入り口の虎口です。周りは石積みで固められ、一見道が分りにくいです。石積みの隙間を縫って虎口を通り抜けますと雰囲気が変わります。
外と比べて暗いですね・・・少しだけですが。
海が見えます、読谷の泊グスクもそうでしたが海沿いの崖になっていますね。
海が見える断崖の側には拝所などの遺構が見られます。
枯葉が積もって嫌に足元が軟らかい道を進んでいきますと、郭のような広場に出ます。
ここは奇妙な形の岩があるぐらいで、奥へ進んでも鬱蒼とした森があるだけでした。
グスク遠景。このグスクは、中北山の今帰仁按司が滅ぼされた際に落ち延びてきた一団の子孫によって築かれたそうです。
またいつの時代か分りませんが、「川端イッパー」という城主が居して、伊計グスクと争ったそうです。
伊計島
伊計大橋です。向こう岸には立て札もあります。
橋の上から見る海は綺麗で、「離島の海はいいな」と実感しました。
左の写真はグスク域遠景。あのどこかにグスクがあるはずです。
立て札付近から進入を試みましたが雑草がひどくて断念しました。
伊計ビーチ。
シーズンオフのビーチは閉ざされていますが船が出ていて何か作業中の模様。時間帯が遅かったためピンボケ気味です。
コメント
伊計グスクの入り口は、伊計大橋の反対側(駐車場の…
伊計グスクの入り口は、伊計大橋の反対側(駐車場の北側)から一度海岸に降りて、砂浜伝いにグスクがある島の北側から上陸します。上陸場所は石がごろごろし、踏み分けた小さな道があり、島の東側に回り込みます。(私も何度か引き返した経験が・・・)
>野さん
情報ありがとうございます。
一応砂浜も歩いたんですが、暗くなっていて諦めました。
北側から東側となると結構迂回する形になりますね。
何度か引き返されたのでしたらやはり分りにくい道のようですね。
いつか挑戦してみます。