今回紹介するのは稲福遺跡で、山グスクとも呼ばれています。
道の両側、さらに道の結構奥までがグスク域です。
とりあえず左側は入れそうにありませんので右手側の林に分け入ってみます。入ってすぐの所に拝所があります。
別の進入路からさらに奥へ進んでみましたが、他には何も見つかりませんでした。中央の写真は入れなかった左手側・・・
道を中央の舗装された道を進みますと「稲福殿」があります。
殿の南側の森には大きめの拝所があります。
奥に何か無いかと思いましたが、近所の犬がうるさかったのでやめました。
右の写真は。グスク域北端部にある航空局施設。
殿の北の森に入ってみましたが、手前や奥が岩場になっていた程度で他には何も見つからず。
さて、この近辺ではかつて大里軍と大城軍の戦があったそうです。この場所は大里グスクと大城グスクの間にあり、地形的にも丘陵ですからそうなったのかもしれません。以前大城グスクを紹介した際にも戦の経緯は書きました、大城軍が優勢だったものの旗を倒してしまったために勘違いされて落城したという話です。
大城按司の墓
戦に敗れ自害した大城按司眞武の墓です。
按司は戦場となった稲福の崖下で自害し、臣下がそれを小石で円く塚のようにで囲い、それが墓の原型になっているそうです。その後改築され、1892年に今の場所に移築された、とのことです。
コメント
こんばんは。
や~、キーボードに飲み物をこぼしてしまって大変でした。壊れたかと思いましたがまる2日間陰干ししたら直りました^^;
グスクのことですが、
今は跡しか残ってなくても、そこが戦場だったというような場所に立つと不思議な気分になりませんか?荘厳な空気を感じると言えばいいのか・・。
私は奈良の平城京跡に行った時にそういう気分になって、で、ちょっと怖かったです・・^^;
作動しなくても干したら直ることもありますか、そ…
確かにグスクや本土の城も古戦場になったところがありますね。そういった戦も含めて歴史を見てきたものが目の前にあると思うといつもと違う気分になるのは確かです。
特に森の中といった場所だと外界から離れたような感じがすることもありますね・・・
しかし平城京だと規模も違いそうです。