津堅小中学校付近から北へ移動してクーグスクへ向かいます。
前情報ではクボウグスクは「クボウグスクの植物群落」として知られているようでしたので、どの程度のグスクかは知りませんでした。
グスク前に到着し説明板を見ると、ある程度形を残したグスクであることが分かります。
(左)グスク入り口。
(中)説明板。
(右)虎口(?)ただの通路かも知れません。
入り口から細い道を通ってグスク内へ入るとすぐに行き止まりです。
目の前にはグスクそのものと思われる丘がありますがどこから登るのか分かりませんので、適当に登って見ましたが、石積みは不安定でかなり危険なので登るのは止めた方が良いです。
(左)本物の虎口?
(右)行き止まり箇所を見上げたところ。石積みが崩れたようにも見えます。
グスクは小さな丘で、表面は石積みが覆っています。
元々このようなものだったのか、崩れてこうなったのかは不明です。
本島方面を見るのに向いた位置ですので、物見として使われた可能性もありそうです。
またグスクは地図で見ると海に突き出た形ですが、グスクに周囲が見えないためそういった事は全く感じませんでした。
あとグスク付近に拝所やガマのようなものがありました。
戦時中に日本軍が使用したようですので、ガマはその時のものかも知れません。