25/6/21 弥兵衛屋敷

この日は遅めに外出して京成本線大佐倉駅から南東へ2kmほどの場所に向かいました。
現在は携帯アンテナや山王権現が建っている場所です。

概要

この場所は本佐倉城の出城と見られている弥兵衛屋敷と呼ばれる城郭の跡とされ、大まかな遺構は残っています。

弥兵衛屋敷散策

弥兵衛屋敷歴史

この城の歴史は定かでありませんが、本佐倉城の出城だったと見られています。
「弥兵衛屋敷」という変わった名前の由来についても定かでありませんが、城主の名前が某弥兵衛だったとか文字通り弥兵衛の屋敷地を城として取り立てたなどが推測可能かと思われます。

感想

上記の通り城域内に携帯アンテナが建っていてそれが目印となります。
城域入口が最初分からず、地理院地図で東側に伸びている道周辺を探索しました。ただそちらは深い空堀跡に落ち込んでいて、現在藪に埋もれている山王権現参道の名残かと思われます。
単郭の様な形態ですが、藪も規模も深い空堀跡が印象的な城郭でした。
この後は本佐倉城を散策して帰りました。

参考

酒々井町史 通史編 上巻

余湖くんのホームページ