24/7/14 春日氏館

この日は遅めの時間に外出してニューシャトル内宿駅から北西へ150m弱の場所に建っている桂全寺へ向かいました。

概要

この場所は周辺の領主だった春日氏の居館があったとされ、僅かに遺構らしきものが見受けられます。

春日氏館散策

城域とされる桂全寺山門。
境内の土塁跡。
墓地には春日氏の墓所も建っています。
墓所の脇に建っている説明板。

春日氏館歴史

この館は春日氏が戦国時代に菅谷北城から本拠を移した居館とされています。
藤原氏の流れを汲むとされていますが、菅谷北城主である行元の6代後にあたる景定の頃には岩槻太田氏の重臣となり、小針に館を築いて居を移したと云われている様です。
やがて北条氏政の四男である氏房が岩槻城主となると、春日氏も後北条氏に仕える事になった様です。
1590年に起こった小田原の役後に廃されたと見られていますが、景定は関東入封した徳川家康に旗本として取り立てられ、幕末まで家名を存続させたといいます。

参考

現地説明板

姓氏家系大辞典 1

日本城郭全集 4 (春日山館)

余湖くんのホームページ

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