16/11/19 宮城氏館

この日は天候が良くなかった事もあり、遅めの時間に外出して日暮里舎人ライナー足立小台駅から北西へ1.5kmほどの場所にある氷川神社へ向かいました。

概要

ここは宮城氏館があったと云われている場所ですが、遺構などは残っていません。

宮城氏館散策


(左)城域の南東、荒川の土手上から見たもの。
(中)館跡と言われる氷川神社。
(右)境内にある城跡碑。

宮城氏館歴史

この館がいつ頃築かれたかはっきり分かっていません。
しかし城主であった宮城氏は戦国時代に入るまで南武蔵に勢力を持っていた豊島氏の一族だそうです。
その豊島氏が太田道灌に滅ぼされると、当時の城主だった宮城政業は太田氏に仕えます。
宮城氏はその後も太田氏に仕え、後北条氏の傘下に入ります。
そして政業は太田氏6代に渡り、曾孫の正重らと共に仕えた後に小田原の役前年である1589年に没したのだそうです。
館がいつまで用いられたかも分かりませんが、宮城氏はその後も旗本として存続した模様です。

参考

古城址探訪
戦と古戦場

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