今日は昼頃に出てJR武蔵五日市駅から西に3kmほどの場所にある戸倉城山へ。
ここは名前の通り戸倉城があった場所です。
登城(登山)道は二通りあるようですが、自分は大手である神明神社脇からの道から進みました。
(左)東から見た城域遠景。
(中)城域入り口。登り道が少し分かり難く、少しの間立ち往生する羽目になりました。
(右)入り口の説明板。
山道をひたすら登っていきます。
途中ロープを掴んで登ったり進んだり。
予想以上の山道でゼェゼェ言いつつ進みます。
(左)ニの曲輪。トイレがあります。
(中)本曲輪への道を登ると、近年作られたと思われる石積みがあります。
(右)山頂に当たる本曲輪へ到着。予想以上にキツい山城でした。
(左)本曲輪の様子。かなり狭く、物見か狼煙台といった所でしょう。
(右)本曲輪からの眺め。
(左)降り道はもう一方のルートを利用しようかと思いつつ、本曲輪の先へ進みます。
(右)しかしすぐに急な岩場に行き当たり、下を見通しにくくどう降りれば良いか分からなかったため、元来た道を引き返しました。
この城の築城時期ははっきりしていないようですが、武州南一揆の構成員であった土豪の小宮氏によって築かれたと見られているようです。
その後城は後北条氏の支配下となり、1546年に滝山城主だった大石定久が北条氏照に家督を譲った後の隠居城だったと云われています。
もっとも定久は麓に居を構えていたようですが。
その後の詳細は分かっていませんが、後北条氏の拠点として用いられ、1590年の小田原の役後に廃城になったと見られているようです
GWから丸1カ月の間隔あっての散策でしたが、その割には何とも厳しめの山城を選んでしまったものです。