13/7/8 内裏塚古墳、飯野陣屋

今日は昼過ぎに外出してJR内房線青堀駅から南へ1.5kmほどの場所にある飯野神社へ向かいました。その周辺の飯野陣屋が目的でしたが

青堀駅西側の踏切を渡ると正面に見える丘が何かありそうだと思いつつ歩いていると


どうやら内裏塚古墳と呼ばれる前方後円墳だったようです。しかも千葉県内で最大だとか。
登り道もあったので登ってみました。

それから目的地の飯野陣屋へ

飯野神社周辺を囲む水堀の内側が陣屋跡で、googlemapなどで見ると結構な規模だった事が見て取れます。
現在は大体宅地となっていますが水堀、土塁などの遺構や陣屋内に取り込まれた三条塚古墳、稲荷塚古墳などの残っています。

陣屋大手門跡。
大手門は飯野陣屋参道にもなっている模様です。

二の丸内にある飯野陣屋。
元々は同じ二の丸内の稲荷塚の上に建ててあったのを1758年に当時の藩主の命でこの場所に移したのだそうです。

飯野神社境内から見た三の丸内の三条塚古墳。
物見としても使用されたと見られているようです。
ちなみにどの方向からも藪がひどく、登ることは出来ませんでした。

城域北側の水堀。
数年前まではこの周辺も木が生い茂って暗かったと地元の人が仰ってました。

この陣屋はこの地に2万石で封じられた保科氏によって築かれ、保科正貞が飯野藩主に封じられた1648年頃から廃藩置県まで保科氏の陣屋として用いられたそうです。

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