この日は昼過ぎに外出して総武本線東千葉駅から東に1.5km程の場所にある春日神社へ。
この辺りには高品城があった場所だそうです。
(左)南から見た城域遠景。現在は殆どがマンション敷地などになっています。
(中)春日神社へ向かう道。右手の盛土は土塁遺構と思われます。
(右)東側から見た春日神社遠景。春日神社がある場所は城域北端の郭だったようです。
(左)春日神社。「千葉市の戦国時代城郭跡」に掲載されている発掘中の航空写真には神社南側 に堀跡があることが確認でき、神社前の道はそれを利用しているものと思われます。
(中)神社前の道を進むとこのような地形になっています。空堀跡の名残でしょう。ちなみに写真は斜面下側から撮ったもので、背後は総武本線の線路で行き止まりです。
(右)主郭南側にある等覚寺。この背後に見えるマンションが主郭跡です。
この城の築城時期についてははっきりしていないようです。
しかし千葉氏が本佐倉城を本拠とした後、千葉氏宗家の元服式を千葉神社で行う際の宿舎として用いられたそうです。
また1571年に千葉邦胤が元服を行う際に千葉氏配下の安藤氏により整備されたと見られています。