今回紹介するのは那覇市西の「三重グスク」です。
グスク入り口脇に拝所があり、それを見ながら階段を上って鳥居を潜ると、目の前には海上保安本部の信号所があります。
那覇港に面した南側を主に散策します。
崖っぷちや岩陰などに拝所がいくつかあります。
海面を眺めたりしながら散策すると、このグスクは石積みで補強された上に築かれたように見えます。しかし右の写真の空間は何でしょうか。
このグスクの中心である拝所と北側の石積み、右の写真はグスクの先端の海面です。
このグスクは王農大親が国防のために築いたそうです。高く堤防を築き、三つの石橋で繋がれていた、ということです。
それから防衛のために砲台が設置されたようですが、それも空しく薩摩の侵攻を受けてしまったわけですが・・・
コメント
那覇の西付近は旧西町、東町の史跡(村学校所、島…
那覇の西付近は旧西町、東町の史跡(村学校所、島津藩仮屋跡など)を見るのに度々足を運んでいますが、三重グスクは全く頭にありませんでした。写真で見るといい感じですね。公園になっているんでしょうか?駐スペースとかはありますか。
>野さん
この場所は公園ではありませんが、海上保安本部の施設があり、拝みに来る方もいらっしゃるので手入れはされているようです。
ロワジールホテル脇から入ればグスク入り口付近にちょっとした駐車スペースはあります。
しかし西町や東町でも結構史跡があるようですね。時間があるときに見てみたいです。