さて以前グスクを回ったときの記事がまだでした。
多多名グスクを回れなかった後、あちこちで玉砕してやってきたのは摩文仁の平和祈念公園です。
ここに高摩文仁グスクを言うのがあるはずですが、戦時中の陣地造成→戦闘での攻撃→公園造成、と言った過程を考えるとまともに残っていると考えるほうがおかしいわけですが、とりあえず行って見ます。
そういえばここは高校のとき、遠足か何かで来た覚えが・・・現地集合でしたので、自分は徒歩で行きましたね。八重瀬岳を越えるだけでしたのでそれほどかかりませんでしたが・・・その時以来となります。
この日は日曜日でしたので人種問わず人が大勢いました。
どうやら公園内の最高所になるようです。木製の階段が登りながら周囲を見てみます。所々に石積みのようなものはあるのですが、いつ作られたものなのかはっきりしません。
この辺りは人気がかなり少なくなります。
公園内最高所には黎明の塔がありその辺りが近辺がグスク域のようです。
黎明の塔へ通じる通路の脇にはガジュマルの名が張った石積みがあります。少なくとも最近のものではありません。一体いつのものでしょうか・・・
『黎明の塔』牛島長官と長参謀長を祀った慰霊碑です。
真ん中の写真の石碑の位置で二人は自決したのだとか・・・
最高所にあった二つの拝所、左の写真は黎明の塔手前に、右のものは黎明の塔の後ろ、高台の先端に当たる部分にありました。
こういったところでもしっかりと残るものですか。
黎明の塔のある位置から引き返して、別の道を行きます。写真は何となく撮ったものです。
すぐ近くにあった売店のオバちゃんに声を掛けられ、一房200円で花を買いました・・・持ち込む必要はないわけですね。
一家全滅した方を祀っているようですが他の方は別なんでしょうか?
それから道なりに降りていきますが、人が多いです。慰霊祭を行っている人たちやガイドの話を聞き入っている人たちなど、目的はいろいろのようです。
そう言うわけで普段は考えないことを考えさせられました。
コメント
へぇ。
平和祈念公園のところにもグスクがあったんですね。知りませんでした。
しかし平和祈念公園はやはり立派ですね。今までのグスクと比べたら、なんだか写真が豪華です^^;
T・ランタさんのところから平和祈念公園へは歩いて行けるんだぁ、と思いながら記事を読みましたが「八重瀬岳を越えるだけ」とあったのでビックリしました。
けっこう距離ありません?
沖縄では珍しい「歩くのが苦にならない人」ですね。
>まぁきぃさん
歩いていったのは十年ほど前の話ですので・・・距離としては大体二キロほどですね。今は引っ越して距離が倍ほどになっているので家からそのまま歩くのはきついです。同じところ(実家から)なら行けるかもしれませんが、全く同じように行けるかは分りません。
この公園は相変わらず綺麗に保たれていますね。場所が場所ですから当然と言えるかもしれません。