小田原城跡を後にして、小田原駅から隣の早川駅へ。
同行者はローカル線な雰囲気のホームに驚いていましたが・・・
とりあえず早川駅西に2km程の道のりがある石垣山を目指します。
駅の付近の案内板には40分~50分の道のりとあり、2kmならもっと早くいけると軽く考え登りへ・・・
甘く見ていました、30度ほどの傾斜のある道が1kmほど続きます。
(右)登り始めの坂道を上から見たもの。このくらいの傾斜が延々と続きます。
(左)半分ほど登った辺りから東北東辺りを見ます。小田原市街や相模湾が見えます。
散策前に消耗しましたが、休憩しながら40分ほどで目的地の石垣山一夜城へ到着しました。
石垣山一夜城は1590年豊臣秀吉が小田原征伐の際に築いた陣城で関東では初の石垣を用いた近世城郭といわれています。
僅か80日ほどで築城し、小田原からは築城の様子を気付かせずに一晩で築いたように見せた事から一夜城と言われています。
石垣を巡らせた城郭を見せる事により、小田原の後北条氏に対し本拠地の間近で城を築かれた事と、その早さで精神的に追い詰める目的があったと思われます。
こういったことを説明をしながら散策しました。
(左)一夜城入り口。
(中)二の丸から見た本丸の石垣。
(右)二の丸。
(左)本丸入り口付近。左手が入り口になっています。
(中)本丸。
(右)本丸の北にある天守台跡。
(左)本丸からの眺め、手前に二の丸、遠くに小田原市街が見えます。
(中)井戸曲輪。中央に井戸があり、石垣が囲んでいます。井戸までは降りきれないようです。
(右)展望台より西をみます。箱根方面の山が見えます。
標高は250mほどのはずですが、景観はかなり良いです。展望台からは180度近い景色がが見られます。同行者もこの景色に満足したようでした。
ちなみに戻りは半分以下の15分ほどで早川駅へ戻れました。
ひたすら坂道を下るだけですので楽といえば楽ですが、多少足に来ました。