皆さんこんばんは。
自分は今日、玉城村のグスクロードの内、主なところを回ってきました。そのために疲労しております。
とりあえず回った順と言う事で、第一弾として、『垣花(かきのはな)グスク』を紹介したいと思います。
本来は最初に『ミントングスク』をまわろうかと思っていたのですが、それらしいものが見えながらも、道が分かりません。そう言うわけで、ここは今回は断念し、垣花グスクへ足を運んだわけです。
県道137号沿いに進みますと、『垣花城跡』とかかれた石碑のような案内板があります。なんと親切なんでしょうか・・・と、言うわけでその案内板の傍の路地に入りますと、右手にそれらしいものがありますが、とりあえず道沿いに進むとグスクの入り口にたどり着きます。
入り口の辺りから奥を見ますと、木が生い茂っているのが見えます。しかし、手入れはされているのか、あるいは雑草が伸びにくいのか分かりませんが、雑草も生い茂っているわけではなく、鬱蒼とした雰囲気はあまり感じません。
入り口から入りますと、すぐに斜面になっています。所々に見える遺構を眺めつつ上ると、今度は僅かに下ります。
足元には注意が必要です。木々に気を配りながら斜面を降りると、奥のほうに本格的な石積みが見えました。
思ったより立派なものが残っていました。
結構良いです、とりあえず近づいて石積みに触れてみますと、湿っています。朝に雨が降っていたせいか、それともこの環境のためかは分かりません。後は石垣に登ってみたりします。奥のほうは少し開けた部分もあります。
このグスクの築城年代は不明のようですが、技術的な面から、グスク時代初期に築かれ、三山時代でも使用されたのでは、といわれているようです。
築城にはいくつか説があるようでして、ミントン按司の次男だとか、英祖王統二代目の大成王の血を引く中城屋宜按司によって築かれたとも言われているようです。
それでは今日回ったほかのグスクは・・・日を改めて、全三回に渡って紹介したいと思います。
コメント
わーい!グスクだグスクだー♪(笑)
垣花グスクは名前は聞いたことがあります。
こんなところなんですねぇ。
っていうか写真を見る限りでは充分鬱蒼としてるような気が・・^^;
人のいない城跡に立つと今でも古の人達がそこにいるような気になりませんか?その時代を生きて私たちと同じように喋ったり考えたりしてたって・・・。ホンマ、不思議な気持ちになってしまいます。
次に沖縄に行ったら私もグスクめぐりをしてみようかな。
>まぁきぃさん
確かに城跡などをこの目で実際に見ると、過去の時代やその時代の人物も現実にあったのだと改めて認識したりします。本当に写真で見るのと実際に見るのとでは違いますね・・・なんとか雰囲気が伝えられるようにやって行きたいです。
このグスクは確かに木は結構生い茂っていますが、なぜか暗い雰囲気はありませんでした。以前も書いたと思いますが、有名どころ以外は草木に埋もれたところが多いですので、これでも良い方と言えるのかも知れません。