おはようございます。
今回は読谷遠征二ヶ所めの「宇座グスク」です。「ウーサグスク」とも言うようですが、これは多分方言名で宇座=ウーサなのでしょう。
さて読谷村の残波岬のある小さな半島、その中央付近に小さめのある丘がそのグスクです。調べた限りでは、この丘自体がグスク域になっているようです。
周囲が畑中心の平坦な地形ですのでより一層目立ちます。近くに車を止め、周囲を歩きながら中へ入る入り口を探します。
グスク域北側の農道沿いには寂れた墓や拝所があります。本当に道沿いに墓が並んでいるんですよね・・・写真はいずれも北側のものです。
南側は比較的新しい墓が並んでいます。
グスク域の東南部、墓の間を縫うように小道があります。
これがグスク入り口のようですので進みます。入り口の辺りにも小さな墓か拝所か分らないものがあったりします。
左の穴はグスク内に入ってすぐのところにありました。墓・・・でしょうか。
右の拝所はグスクの中央辺りにありました・・・拝所自体割りと新しいように見えます。今でも拝みする人がいるのでしょう。
グスクの規模は小さいですが、道が少し分りにくいです。
外からは分りにくかったのですが、グスクを囲む石積みが存在します、破損したのかところどころですが・・・しかし、それも蔦に覆われて分りにくいです。
グスク最奥部へ・・・この先もやはり墓でした。
さて、どうしてこのグスクはこんなに墓に囲まれているのでしょうか・・・まぁ、他に適当な土地が無くてグスクと関係なしと考えることも可能ですが、ここはグスクと関連付けて考えてみたいところです。
例えば・・・
・このグスクが地域の人にとって神聖な場所なのでこの周りに墓を作った。
・このグスクにまつわる人の子孫たちが周りに墓を作った。
こんなところでしょうか・・・正解は不明ですが、こんな風に考えてみるのも面白かったりします。
ちなみに自分がこのグスクへやってきたときは既に午後四時過ぎでした。次へ向かったのは四時半少し前ですね・・・
それでは。