皆さんこんにちは。
今回は『伊祖グスク』を紹介したいと思います。
浦添グスクを後にした自分は伊祖グスクへ直行しました。県道153号を北に向けてまっすぐ進みますと、左手に公園があります。ここが伊祖城跡公園です。駐車場に車を止め、自販機で飲み物を買って飲むと、本当に生き返るようです。
とりあえず少し休んだところでペットボトルを持って奥へ進みます。
公園内は普通です。子供が遊んだりオジーオバーがゲートボールをしていますが、公園内の一角に木が茂った一角が・・・いかにもそれっぽいです。
崩れかかった石段ですとか、石畳のような道などですが、どれでもそれほど変わりはなさそうですので、とりあえず石段を登ることにします。
石段と石畳がありますがどちらを使っても同じです。
この石畳の道は崩れかかって凹凸があるため見た目より歩きにくいです。
道の奥には鳥居がありまして、『伊祖神社』となっております。またこのグスクの案内板に、文化財であることを示す石柱がありますが。『琉球政府』となっています。古い・・・
案内板によれば神社の裏側にも道があるようで、実際その通りでしたので進んで見ます。
この奥は石積みなどがあり、また墓のようなものが見受けられます。
セメントを塗って乾く前に文字を書いたようで、どうやらこのグスクに関係ある人たちが作ったようで、最後にこう書いてあります。『他人はオガムナ』・・・・
はいはい、分かりました。
このグスクは英祖王生誕の地といわれています。英祖の父、伊祖按司恵祖世の主は天孫氏の血を引く、と伝えられているそうですが・・・
また、英祖の母が彼を身篭った時、日輪が懐に入る夢を見た、ということで太陽の子『てだこ』という風にも呼ばれたそうです。正確には『英祖日子(えそのてだこ)』だそうですが・・・後のことは後ほど説明したいと思います。
コメント
へぇ、伊祖グスクっていうのもあるんですね。
しかも文化財・・。すごい。伊祖城址公園ってどこにあるんですか?私が知ってる伊祖は伊祖トンネルだけ・・・^^;
琉球政府というと、廃藩置県の前までは琉球だったんですよね?そんなに大昔のことではないのに「琉球」っていうだけですごく古いもののような感じがしますね。
浦添が「てだこの町」って呼ばれてるのはそういう訳だったんですね。「てだこボウル」の「てだこ」って何だろうって前から思ってたんですよぅ。なんかスッキリしました^0^
いろいろと勉強になります♪
>まぁきぃさん
伊祖城址公園ですが、浦添城址公園からはそれほど離れていませんね。
浦添城址の標識がある道が県道153ですので、この道を北へまっすぐ進んで、ちょうど伊祖トンネルの上の辺りを通る形になります。
石柱(石碑?)ですが、あれは米軍占領時代(琉球政府)に作られたもののはずです、今は県指定の文化財ですね。
「てだこ」という言葉は沖縄では見聞きする機会があるはずですから、確かに知らないと気になるかも知れませんね。